こんにちは、トーマスです。
今回は、アマゾンの中国輸入品を参考にして、
ヤフオクで中国輸入品をリサーチする方法を説明します。
前回はヤフオクで中国輸入品をカテゴリーリサーチする方法から
仕入れ判断まで、実例を挙げて画像付きで紹介しました。
⇒ヤフオク中国輸入 月収10万円を稼いだ具体的な商品リサーチ方法を解説
動画も近日中にメルマガで配信する予定なので、
興味のある方はメルマガでご覧ください。
今回はアマゾンの中国輸入品をヒントにして、
ヤフオクで中国輸入品をリサーチする方法を説明していきます。
今回と前回の記事について実践すれば、ヤフオクで稼げる商品を
リサーチすることができるようになります。
今回の記事は特にアマゾンでノーブランド品販売で疲れた人が読めば
ヤフオク中国輸入を始めたくなるような内容になっているので、
最後までお付き合いいただければ幸いです。
アマゾンノーブランドリサーチで中国輸入品を見つける
ヤフオクよりもアマゾンで中国輸入を見つけるのが簡単です。
ヤフオクではアマゾンほど商品検索機能が整っていないために、
ノーブランド品もブランド品も同じ扱いになります。
アマゾンでは商品検索で『ノーブランド』と入力すれば、
ノーブランド商品のみを検索で抽出することができます。
これ以外にもアマゾン中国輸入品にはわかりやすい特徴があります。
- 商品画像に中国語が含まれる
- 商品画像のモデルが外国人
- 商品原産地に『中国産』.etc
アマゾンで中国輸入品を見つける方法は下記の記事を参照ください。
⇒中国輸入リサーチ アマゾンで稼げそうな商品を抽出する方法を解説
⇒アマゾン中国輸入 商品ページから中国輸入品を見分けるポイント
今回は、すでに動画でリサーチをしたデジタル秤を例にとり、
ヤフオクでリサーチをしていきます。
アマゾン商品名『2g単位で、最大50kgまで計量可能、隔測式
デジタル台はかり スケール 電子秤 風袋機能、オートオフ機能』
ASIN:B019Q9WBX4
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詳しいリサーチ動画はこちら
⇒アマゾンタオバオ実践リサーチ 第1回 もしかしてキッチン用品?
この商品はタオバオで85元(1445円)にて仕入れることができます。
(↑クリックで拡大)
本商品は価格次第でアマゾンでも利益を上げることができますが、
アマゾンでは相乗り出品されるので時には販売価格が暴落します。
事実、本商品をモノレートにより、過去6か月間の販売価格を見ると、
販売価格2150円~4000円の間で推移しています。
(↑クリックで拡大)
本商品は販売価格3000円以上ならば赤字になることはないですが、
出品者が多い時には17人もいるので、アマゾンで出品しても
あなたから買われる機会が少ないことがお判りでしょう。
『稼げる商品を見つけても価格暴落の危険性があるため、
常にリサーチし続けなければいけない』
これがアマゾンの最大の問題になります。
それではヤフオクではどのようになっているでしょうか?
今回はこの商品をヤフオクでリサーチをしていきます。
アマゾン中国輸入品をヤフオクでリサーチする
ヤフオクで商品を検索する際は主にキーワード検索を使います。
Google画像検索でもヤフオクで検索可能です少し問題があります。
詳しいことはそれぞれの項で説明していきます。
キーワード検索方法
ヤフオクの検索バーにキーワードを入力して商品を絞り込みます。
入力キーワードは、アマゾンの商品タイトルを参考にして
その商品の特徴をあらわす3語を入力します。
本商品のタイトルは『2g単位で、最大50kgまで計量可能、隔測式
デジタル台はかり スケール 電子秤 風袋機能、オートオフ機能』
なので、この中から本商品のみを説明する単語を3つ抽出します。
抽出する単語は『デジタル はかり 50kg』になり、
これをキーワード検索します。
ありました。
やはりアマゾン中国輸入品はヤフオクでも販売されていますね。
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画像検索方法
画像検索はGoogle Chromeブラウザの『画像検索』機能を使います。
詳しい方法は下記の記事を参考にしてください。
⇒中国輸入 商品を画像検索して中国からの仕入れ値をリサーチする方法
アマゾン商品ページの画像を右クリックして、
『Googleで画像を検索』をクリックします。
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Googleで商品画像の検索結果からヤフオクページを探していきます。
ヤフオクページにはページ名に『ヤフオク!~の落札相場』と表示されます。
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このページをクリックするとヤフオクの落札相場一覧に移動します。
(↑クリックで拡大)
画像検索でも見つけることができましたが注意点があります。
過去120日間の落札件数15件とキーワード検索に比べて少ないですね。
上記画像の検索キーワードが『体重計 デジタル』となっています。
この検索結果は『はかり、スケール』カテゴリー内で
『体重計 デジタル』とキーワード検索したものになります。
このため目的商品の落札がすべて表示されていないことが多いです。
具体的にはこの検索結果には『体重計』というキーワードが入っていますが、
本商品は秤で体重計ではありません。
出品者によっては『体重計』というキーワードを使っていないので、
その商品ページが漏れていることになります。
画像検索では商品がヤフオクで販売されているかどうかわかりますが、
正確な過去の落札数を見るために結局キーワード検索をします。
これが画像検索の弱点になります。
仕入れ判断をする
商品の検索結果を絞り込む
ここから商品の仕入れ判断をしていきます。
キーワード検索結果に他の商品も混ざっていますが、
過去120日間で159件も落札されているので需要がある商品なのかもしれません。
検索結果全体をざっと見た感じでも、
過去120日間で40個以上の落札がありそうな印象を受けます。
しかしながら、検索結果に本商品と吊り下げ式はかりが表示されています。
本商品のみの落札件数が知りたいので、さらに絞り込んでいきます。
本商品と吊り下げ式はかりの商品タイトルを見ていくと、
吊り下げ式はかりに特有のキーワード『吊り下げ』や
『吊り』が使われているのがわかります。
このキーワードを除外検索していきます。
ヤフオク検索で除外キーワード検索をするには、
単語の先頭に-(半角マイナス)を付けます。
本商品を絞り込むために検索バーに
『デジタル はかり 50kg -吊り下げ -吊り -フック -手荷物』と入力します。
この検索の意味は商品タイトルや説明に『デジタル 秤 50㎏』を含むが、
その中から『吊り下げ 吊り フック 手荷物』を含まない商品ページを
表示するというものです。
ヤフオクではこのようにキーワード検索と除外キーワード検索を
組み合わせて、商品を絞り込んでいきます。
ここまでくると過去120日間で54件の落札になりました。
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まだ、いくつか吊り下げ式はかりが表示されていますが、
これ以上は絞り込むことができません。
しかし、落札件数と落札価格を調べるにはこれで十分です。
過去の落札価格を見ると2480円~4000円とばらつきがあります。
しかし、送料込みの合計額でみると
過去120日間で安定して約4000円で落札されています。
利益を見積もる
この商品を仕入れて販売した時の利益を見積もります。
計算方法については、こちらの記事をご参照ください。
⇒タオバオ 中国輸入 商品を輸入する流れとかかる諸経費を解説
(↑クリックで拡大)
本商品を輸入するときにかかる経費は以下があります。
- 商品代金:1445円
- 購入代行手数料:144円(商品価格の10%)
- 国際送料:500円(250円/kg 商品重量2kg)
- 内国消費税+関税:216円(商品価格の15%)
商品をヤフオクで販売するときにかかる手数料は以下があります。
- 落札手数料:214円(落札価格2480円の8.64%)
- 送料:800円(宅急便)
商品販売代金4000円であれば利益が700円程度になります。
出品者によっては物流網を整備して送料を抑えているので、
利益が1000円を超えているでしょう、なかなかの優良商品です。
商品の需要と供給について
こちらの商品ですが出品者数を見ていきます。
『開催中のオークションに戻る』をクリックします。
(↑クリックで拡大)
本商品は出品数が86件で出品者数が10人以上います。
このため供給過多と思いがちですが、注意してみると違った見方ができます。
注目するのは、まさしく『注目のオークション』です。
これは販売オプションの一つで、1日ごとに広告費を払って、
トップに表示させることができます。
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これを使えば、より商品を売りやすくすることができます。
詳しいことは販売オプションで記事にしていきます。
現在、注目のオークションを使っている出品者は
過去の同じ商品でも圧倒的な落札率を誇ります。
(↑クリックで拡大)
一回のオークションで2個も3個も落札されています。
このため、本商品を仕入れて、販売オプションを使って販売すれば、
独占的に複数個の販売を見込めることになります。
このため、本商品も仕入れと判断できます。
いかがでしょうか。
以上がアマゾン中国輸入品からヤフオク中国輸入品を
リサーチする方法になります。
前回のカテゴリーからリサーチする方法と、
アマゾン中国輸入品を参考にリサーチする方法を組み合わせれば、
ほぼヤフオクのリサーチは事足りるでしょう。
次回は、ヤフオクリサーチで中国輸入品を見つけた後に、
芋づる式に中国輸入品を抽出する方法を紹介していきます。
ここまで読んで戴きありがとうございました。
↓下記の記事も参考にしていただければ幸いです。
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