こんにちは、トーマスです。
今回は中国輸入ビジネスの仕入れ先であるタオバオについて解説します。
中国輸入ビジネスでは主に『eBay』『アリババ』『タオバオ』の3つが
仕入れ先となりますが、その中でもタオバオが使いやすいと思います。
詳しい理由は後述しますが、タオバオは品揃え場豊富で、
商品を小ロットで購入できるためです。
今回はタオバオの特徴や仕入れ先としてのメリットとデメリットを紹介し、
タオバオで商品を仕入れる際の流れ、仕入れにかかる諸経費について
解説していきます。
仕入れ先としてのeBayとアリババについては下記の記事をご参照ください。
→【中国輸入仕入れ】5分でわかるアリババの登録方法と仕入れ方法!
↓この記事は約4分40秒の動画でも解説しています。
タオバオとは
タオバオとは、中国最大のECサイトで中国国内の個人向けサイトです。
タオバオに出品されている商品は非常に多岐にわたり、
出品商品数は10億点以上とも言われています。
その圧倒的な品ぞろえから、タオバオに無いものは無い!とまで言われている
巨大なショッピングモールです。同じグルーブ内で2008年から天猫(Tmall)という
ショッピングモールも開設されています。
天猫は高品質高付加価値な商品が多く、企業が出店しています。
(↑クリックで拡大)
上記のように、タオバオは『中国国内向け』のショッピングモールであるため、
アカウントを作るにも、中国国内に銀行口座が必要であったり、
大半の業者が商品を海外に発送してくれなかったりと制約が多いです。
しかし、これらは輸入代行業者を使うことであっさりと解決するために
仕入れ先としてつかうことができます。
タオバオを使うメリット
商品がとにかく安く、商品数も非常に多い
最大のメリットは商品がとにかく安いことです。
日本のAmazonで売られている商品が、
タオバオでは半額~1/10以下の価格で売られています。
また、上記の通りに『無いものは無い』といわれるくらい品揃えなので
あらゆる分野の商品を仕入れることができます。
1個から購入可能
アリババと違い、商品を1個から購入することができます。
このため『利益が取れそうだけど、どの程度売れるかわからない』というような
商品を1~3個仕入れて、テスト販売をすることができます。
売れたらさらに仕入れるか、アリババでロット単位で仕入れましょう。
タオバオのデメリット
サイトの表示ややり取りなどはすべて中国語
中国国内向けなので、サイトや業者とのやり取りはすべて中国語になります。
ただ、これはGoogle翻訳でクリアすることができます。
たまに偽物を出品している業者がある
数は少ないですが、詐欺業者も混ざっています。
詐欺被害を防ぐためにブランド品やメーカー品の購入は
やめておきましょう。
タオバオの出品者情報から、安全な業者か判断することができます。
→タオバオ店舗評価ページの見かたとショップを評価する5つのポイント
商品を日本に直送してくれない
タオバオは中国国内向けのサイトですので、
大半の業者が海外発送に対応していません。
仕入れる際には輸入代行業者を使う必要があります。
タオバオで仕入れの流れ
タオバオの仕入れは以下の流れになります。
タオバオで購入したい商品を見つける
↓
輸入代行業者に購入を依頼する
↓
輸入代行業者に代金と送料を支払う
↓
中国国内の代行業者宛てに商品が届く
(中国国内発送)
↓
代行業者が日本に商品を発送する
(国際発送)
↓
手元に荷物が到着
タオバオで仕入れる場合の諸経費一覧
商品の仕入れにかかる諸経費は商品や使う代行業者により異なります。
- 商品代金
- 為替手数料:商品代金(元)×0~3円
- 代行手数料:商品代金の~8%
- 中国国内配送料
- 国際送料
- 関税:3~%(商品により税率が異なる)
- 消費税:商品代金の8%
タオバオはとにかく安く、様々な商品を仕入れることができるため、
中国輸入ビジネスの仕入れで重宝します。
サイトが中国語なので慣れないうちは戸惑うかもしませんが、
最近はGoogle翻訳が使いやすくなっているため、
慣れれば日本語のサイトと同じ感覚で仕入れができるようになります。
輸入代行業者の代行手数料が高く感じるかもしれませんが、
良い代行業者を選べば価格交渉や返品や返金対応等をやってくれますので
使っておいて損はないです。
輸入代行業者を選ぶポイントについては
下記の記事をご参照いただければ幸いです。
⇒代行業者を使ったタオバオ仕入の方法 優良業者を選ぶ6つのポイント
関連記事を下記にまとめておきます。
→【中国輸入仕入れ】5分でわかるアリババの登録方法と仕入れ方法!
→タオバオ店舗評価ページの見かたとショップを評価する5つのポイント
→タオバオで代行業者を使って仕入れる!優良業者を選ぶ6つのポイント
ここまで読んでいただきありがとうございました。
↓下記の関連記事も参考にしていただければ幸いです。
コメントを残す