こんにちは、トーマスです。
輸入ビジネスでは商品仕入時に代金を海外業者に支払いますが、
国内業者への支払いのように簡単にはいきません。
海外送金は様々な方法がありますが、送金方法によっては
送金に時間がかかったり、送金手数料が高くなったりします。
この記事では輸入ビジネスで使える送金方法についてまとめて、
おすすめの送金方法も紹介をします。
↓この記事は動画でも3分で解説をしています。
海外送金でかかるコスト
海外送金手数料で見るべきポイントは以下の3点です。
- 送金手数料
- 為替スプレッド
- 受取手数料
それぞれを順番に説明していきます。
送金手数料
送金自体にかかる手数料で基本的に3つの中で1番大きいです。
基本的に定額で送金額によって、設定されています。
例えばマネーグラムだと25万円までの送金は手数料が1480円、
25万円以上の送金は手数料が1980円、といった具合です。
もし、送金手数料が送金額の数%というような場合は、
仕入れ額が大きくなればなるほど、手数料も高くなってしまいますね。
為替マージン(スプレッド)
これは正規の為替レートに上乗せされる為替交換レートです。
例えば、日本から円を送金して、中国で米ドルを受取る場合、
円を米ドルに交換します。
この時、正規の為替レートが103円/ドルでも、会社によっては
105円/ドルで交換される場合があります。
この差額2円/ドルも送金会社の儲けになります。
この公式な為替レートと送金会社の交換レートの差、
1ドルにつき2円がスプレッドになります。
送金額が大きくなると、スプレッドも無視できなくなるので
頭の片隅に入れておきましょう。
受取手数料
これはこちらが支払う必要はなさそうに見えますが、
買い手に受取手数料を負担させる業者が多いです。
例えばペイパルを使って中国業者に代金を支払う時に、
ペイパルの受取り手数料が商品代金に上乗せされます。
上記の3つの手数料の合計を見ながら、お得な送金方法を
選んでいきましょう。
海外への送金方法
輸入ビジネスで主に使う海外送金方法は主に銀行間国際送金、
マネーグラム、ペイパル、ウエスタンユニオンの4つです。
順に手数料を紹介していきます。
各送金方法の手数料を下記にまとめました。
(↑クリックで拡大します)
銀行間国際送金(TT)
銀行間を電信で送金をする方法でTTと略されます。
TTの送金手数料は2500~7000円、スプレッドが1~2円になります。
銀行によっては予めの海外送金用口座を用意しなければいけません。
銀行口座間送金はマネーグラムよりも送金手数料が高く、
送金手続きが大変なので、あまり使いませんね。
(↑クリックで拡大します)
マネーグラム(SBIレミット)
マネーグラムと書いてありますが、マネーグラムは日本国内では
サービスを提供しておらず、SBIレミットがマネーグラムの
送金ネットワークを使って、海外業者に送金する仕組みになります。
この送金方法は送金手数料とスプレッドが安く、
送金手続きも簡単なので支払いにオススメです。
送金手数料は880円~、スプレッドは約0.7%です。
送金手数料は下記の記事にまとめておりますのでご参照ください。
⇒中国輸入 格安送金手数料マネーグラム(SBIレミット)登録方法
事前に海外送金用口座の開設が必要ですが、
郵送手続きで簡単に口座開設ができます。
ほとんどの中国ショップがマネーグラム支払いが大丈夫なので、
隙あらば積極的に使っていきましょう!
ペイパル
ペイパルとはクレジットカードを経由した決済サービスで、
登録したメールアドレスを相手に知らせるだけで
代金支払いや代金受け取りが簡単にできます。
eBayの決済に必須なので、輸入ビジネスを始める前に登録しておきましょう。
⇒中国輸入 輸入ビジネスに必須!Paypal登録方法を1から解説
ペイパルは2~3%の高いスプレッドと受取手数料が約4%なので
他の送金方法に比べて送金手数料が高めになっております。
ただ、24時間365日送金手続きを行うことができるので、
急ぎの支払いの時など役に立ちます。
ウエスタンユニオン
ウエスタンユニオンはマネーグラムと似た送金サービスですが、
事前に口座開設なしで身分証明書とマイナンバーを伝えれば
簡単に送金できます。
スプレッドは非公開、手数料は990円~と安くなっています。
ただし、商品の代金支払い目的には使えないので注意が必要です。
おすすめの海外送金方法
以上が主な海外への送金方法になります。
お気づきだと思いますが、ペイパルの送金が一番高いです。
受取手数料が送金額の4%なので、1カ月に100万円の
仕入れをすると、手数料が4万円かかります。
一方、マネーグラムでは100万円の送金手数料は1980円です。
1カ月間で38000円の差、1年間で約40万円にもなります。
この差額分はマネーグラムを使うだけで利益になりますので、
マネーグラムを使って支払った方がお得ですね。
私の場合は普段はマネーグラムを支払いに使って、土日祝日に
緊急で支払いをする時などにペイパルと使っています。
送金手数料は商品の仕入れ値のうちなので安く抑えるようにしましょう。
ペイパルの登録方法やマネーグラムの登録方法や、
送金方法についても以下の記事をご参照ください。
⇒中国輸入 格安送金手数料マネーグラム(SBIレミット)登録方法
⇒中国輸入 輸入ビジネスに必須!Paypal登録方法を1から解説
ここまで読んでいただきありがとうございました。
↓下記の記事も参考にしていただければ幸いです。
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