仕入れ注意PSEマーク付でも法律違反?電気用品安全法について解説

こんにちは、トーマスです。

今日はPSEマークで知られる電化製品に関する規制で

『電気用品安全法』について解説します。

 

実はPSEマークがついていても輸入すると

罰せられることがありますので、

この記事を最後まで読んで勉強していきましょう。

 

タオバオやアリババを見ると

数限りなく電気製品が販売されています。

 

しかも、中国輸入品の家電製品は

利益率が高いものが多いので、

細かい規制まで考えずに、

仕入れている方も多くありませんか?

 

実際にアマゾンやヤフオクを見ると、

中国輸入の電気製品を取扱っている方が多いです。

 

しかし、それらのセラーの大部分は

電気用品安全法に違反している可能性があります。

 

もし、

商品が電気用品安全法に違反していて

それがアマゾンにばれた場合は、

商品ページが予告なく削除されて、

売ることができなくなるので、

大量の不良在庫を抱えることになります。

 

このような事態を避けるために、

商品を仕入れる前に、

法律・規制に関してよく勉強しておきましょう。

 

もし、あなたが中国輸入で

電気製品を取り扱っている方は、

この記事を参考にしていただければ幸いです。

 

電気用品安全法とは?

『電気用品安全法』とは

主に家庭で使う電気製品が原因で

火災や感電から消費者を守るために、

定められた法律になります。

 

電気用品安全法により、

対象となる製品を扱う製造者あるいは

輸入車は製品が安全基準に

適合していることを検査して、

商品に表示しなければいけません。

 

具体的には、

  • 製品が電気用品安全法で決められた技術基準に従っている事を確認しその証拠を残す
  • 全製品に対して出荷検査を行いその証拠を残す
  • 電気用品安全法で定められた手順で申請を行い、製品にPSEマークを表示する

 

この、安全基準を満たすことを

表示するマークを『PSEマーク』と言います。

PSEのPは『Product』、

Sは『Safty』、Eは『Electric

appliance&material』の

略になります。

 

ちなみに、法律では

『製品の製造者』となっていますが、

海外製品を輸入した場合は、

製品の事故の責任は輸入者である

あなたになりますので、

しっかりと注意しましょうね。

 

 

輸入製品に関する事故については、

下記のPL法に関する記事で説明しています。

 

中国輸入をするのであれば、

保険料は年間数千円なので、

予めPL保険に入っておきましょうね。

輸入ビジネスPL保険 販売商品の事故・賠償リスクを回避する3つの対策

 

電気用品安全法の対象製品とPSEマークについて

電気用品安全法の対象は457製品あり、

その内訳は下記の二種類に分かれています。

  • 特定電気用品 116品目
  • 特定電気用品以外の電気用品 341品目

 

といっても、

これらすべて覚えるのは無理なので

『一般的な100Vコンセントから

電気を供給されて使用する製品』

覚えておきましょう。

 

また、PSEマークには

それぞれ丸形のPSEマークと

菱形のPSEマークがあり、

それぞれは製品によって使い分けて表示します。

 

菱型PSEマーク

菱型PSEマークは特定電気用品に使われます。

 

特定電気用品は、

危険度が高い電気製品に分類され、

製品工場の審査が電気サウナバス、

電気マッサージ器、融雪機器など

人の体に触れる商品が多い印象です。

 

丸形PSEマーク

丸形PSEマークは

特定電気用品以外の電気用品に使われ、

電気式芳香拡散器、扇風機、

電気カーペットなどが対象になります。

 

電気用品安全法の罰則

ちなみに電気用品安全法に違反した場合は、

罰則として

  • 一年以下の懲役若しくは百万円以下の罰金
  • 法人の場合、一億円以下の罰金

と、厳しい罰則があります。

 

ただ、このような罰則があっても、

すぐに罰せられることは少なく、

再三にわたる注意を無視し続けたり

製品の事故が起こった場合に適用されます。

 

むしろ、

私達にとって最も痛いのは、

  • 販売停止命令(当然、商品ページ削除)
  • 製品回収命令

この二点になります。

 

 

販売停止については、

それ以降は販売できなくなるので、

残った在庫はすべて損失になってしまいます。

 

もし、OEM製品で

500個単位で輸入していた場合は、

莫大な損失になるので、

前もってよく調べておきましょうね。

 

そして、さらに痛いのは製品回収命令

これは、既に買われたお客さんに、

一人一人連絡を取り、購入した製品を

返送してもらう必要があります。

 

当然、時間的なコスト、

回収のためのお金もかかってしまうので、

中国輸入ビジネスではコンセントが

付いている商品は取り扱わないように

しましょう。

 

中国輸入にありがちな対象商品

ACアダプター、アダプター付き製品

 

プロジェクター

 

掃除機

 

上記のような商品はアマゾンの

OEM販売でよく見ます。

 

またノーブランドでも

コンセント付き商品が販売されていますが、

これらはコンセントから

電気を取っているので、

電気用品安全法の対象製品になります。

 

輸入可能な高利益率の電気製品

コンセントを使って

電気を取っている電気製品は

電気用品安全法の対象となり、

仕入れて販売することが難しいです。

 

しかし、

中国輸入ビジネスでは

電気製品は利益率が高いので、

扱うことができれば、

電気製品を扱いたいところです。

 

対策としては、

『家庭用100Vコンセントから

電気を取らない電気製品を扱う』

いうことになります。

 

このような製品は多くあります。

例えば、リチウムイオンバッテリーで

駆動する電気製品電気用品安全法の

対象とならないものがあるので、

問題なく販売することができます。

※2018年2月からリチウムイオンバッテリーについての規約が変わりました。
 詳しくは、下記の

 

バッテリーの充電をUSBケーブルで

行うタイプの製品は問題ないことが多いので、

バッテリーで駆動する製品は

USBケーブルで充電するタイプに

しておきましょう。

 

ちなみに、

商品リサーチをしている際に、

中国製品に日本のPSEマークが

表示されているものがあります。

 

このPSEマークが付いている場合は、

日本の電気用品安全法基準に適合している必要があるので、

サプライヤーにPSEテストのレポートを

見せてもらいましょう。

 

2018年2月からリチウムイオンバッテリーにPSEマークが必要になりました

2018年2月からモバイルバッテリーにも

丸形のPSEマークロゴが必須になりました。

 

このため、オリジナル商品で

モバイルバッテリーやバッテリーケースを出品する方は、

商品にPSEマークをプリントしなければ販売できません。

 

モバイルバッテリーについては、

『特定電気用品以外の電気用品』になるため、

電気用品安全法の適合基準のテストが必要になります。

 

テストをして、

基準を満たしていることを報告するレポートを

用意しておかなければいけないので、

上記商品を販売している方は注意をしてください。

 

なお、いきなり規約変更して、

商品の適合基準テストとPSEロゴをプリントするのは大変!

ということで、2019年1月末まで経過期になります。

 

このため、

2019年1月末までに適合基準テストと

PSEマークロゴのプリントを終えておきましょう。

 

詳しくは下記の経済産業省のページをご参照ください。

モバイルバッテリーに関するFAQ(経済産業省)

 

まとめ

  • コンセントが付いている電気製品は電気用品安全法の対象製品である。
  • 電気用品安全法の対象製品は輸入者が検査等をして、安全を確認してPSEマークを表示しなければいけないので個人では難しい
  • 輸入ビジネスでは、コンセント付き電気製品の取り扱いを避け、電気製品はバッテリー駆動の製品に絞る。

 

いかがでしょうか。

以上が、電気製品を輸入する時に関係する

法律である電気用品安全法についての説明でした。

 

輸入に関する規制は取り締まりが十分にできていないのが現状で、

アマゾンを見ると

違反しているセラーが多くいますが、

それにつられてあなたも出品をすると、

事故が起こった時など

大変な目に遭うので、規制商品の輸入は避けていきましょうね。

 

それでは最後までお読みいただきありがとうございました。

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